皆さまには平素より格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。
世界で始めてのコンピュータ(ABC)が作られた1942年から約60年。その後ENIAC、UNIVAC、IBM701と続きますが、当初コンピュータは、単なる「高速計算機」でした。その後、技術も日進月歩での進化を続け、今ではコンピュータ1台あれば何でもできるようになりました。
しかしながら、この技術革新に私たちがついていけていない部分も出てきています。当初は、「ある処理をコンピュータにさせる」という考え方だったのが、技術進歩、オープン系システムやERPなどの登場により、コンピュータシステムに規定されているものに人間の業務をあわせるといったような、「コンピュータが出来ないある処理を人間が割り当てられている」といったような、いつしかコンピュータシステムに我々が合わせなければならない事態が発生しています。
そのような時代の中、今までは要件定義やアプリケーション構築が上流工程だと認識されてきましたが、昨今では「運用こそ上流だ」と考えられています。その証拠に「ITIL:(Information Technology Infrastructure Library) 」という運用管理ガイドラインが出現し、分かりやすい管理ができる運用にすることが求められるようになってきました。私どもは、様々な形のシステム構築、ネットワーク事業、アウトソーシングサービスに携わってきました。その際、常にキーワードとなるのが常に「運用」でした。お客様から多種多様なご要望、ご指摘、お叱りを受け、日々最善を尽くして対処してきました。その結果「どうしたらトラブルが起こりにくいのか」、「どうしたら対応が早くなるのか」、「どうしたらお客様は困らないのか」という、利用者の立場から考える運用設計ノウハウを得ることが出来ました。
そのノウハウを活かして、ハード、ソフト、アプリケーション、ネットワーク等システム全体を運用という視点から捉え、設計の段階から「利用しやすい」、「業務に役立つ」、「信頼できる」、「成長する」システムの企画・構築・運用面でのご支援をさせていただきたいと思います。
皆様のお役に立てる機会を賜れますよう、よろしくお願い致します。
株式会社ウィルアシスト 代表取締役 田邊 直人
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